グローバルヘルス合同大会2020

日本熱帯医学会・日本国際保健医療学会・日本渡航医学会・国際臨床医学会
学会員の皆さま方に

私たちは、グローバルヘルス合同大会2020を2020年11月1日(日)―3日(祝・火)、大阪大学吹田キャンパス(コンベンションセンター、銀杏会館)において開催すべく、一丸となって準備を進めてまいりました。

しかしながら、新型コロナウイルスの蔓延により、グローバルヘルスの世界の景色が激変しました。いままでの感染症の歴史を考えてみても、新興感染症の新しいウイルスが中国で発生し世界に広がるというシナリオは最も蓋然性の高い、想定内の出来事でした。しかし、中国から欧州や米国に感染が広がり、世界で最も人権意識の高い欧米先進国が武漢と同じような都市封鎖を行い、外出禁止を実行し、国境を閉ざし、国際的なモノとヒトの流れを遮断したことは大きな驚きでした。

現在日本では緊急事態宣言が継続していますが、日本国内および地球規模において、今後このパンデミックがどのように変貌していくのか、やがてどのように収束し、そして終息しうるのか、将来は人類とこのウイルスがどのような形で共生することになるのか、予測がつかない状況です。

この不確実性の時代にあって、私たちは新型コロナウイルス感染症とその対応のグローバルヘルス観点に焦点を当てたオンライン合同大会を開催することに決定いたしました。中止するか、延期するかという選択肢も時間をかけて検討しましたが、むしろこのタイミングだからこそグローバルヘルスという脈絡において語り合うことがあると決断した次第です。海外からの演者はすべてオンライン参加とし、規模を大幅に縮小します。オンラインによるポスター発表などでは双方向の議論ができる環境を整え、新型コロナウイルスがグローバルヘルスに与えるインパクトを十分に議論できるようにします。4学会が合同で開催されるこの機会を最大限に活用して、国際社会に向けて発信もしていきたいと考えています。

シンポジウムに応募していただいた方々には、長らくお待たせして誠に申し訳ありませんでした。最終的には、規模を縮小してのオンライン開催ということになりました。従って、すばらしい企画案を応募していただいたにもかかわらず、慚愧の思いでお断りせざるをえない方々もいます。後日、プログラム委員会から連絡を差しあげますので、いましばらくお待ちいただけるよう、よろしくお願い申しあげます。

私たちにとっても、初めての4学会での合同大会、初めての大阪での開催のうえに、初めてのオンライン学会の開催となります。初めてづくしで、チャレンジの連続です。しかし、今回のテーマは、「チャンプール! 交じる、つながる、支えあう」。4つの学会が、お互いの専門性を尊重しあい、支えあいながら一つのチームになって準備をすすめていきます。

皆さま方からの忌憚ないご意見やご指導をいただきながら、着実に前に進んでいきたいと考えています。いままで以上に、格別のご協力、ご支援を賜りますようお願い申しあげます。

最後になりましたが、さまざまな制約のなかお過ごしの学会員の皆さま方、病院や保健医療機関の前線に踏みとどまって活動されている方々のご健康と安全を心から祈念しております。どのような形になるのか定かでない部分もありますが、2020年11月にお姿を拝見し、お声を聴かせていただけることを楽しみにしています。

2020年5月7日

新着情報

2020.4.14
皆様におかれましては、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する不安のなか、厳しい状況下におられることと拝察します。
COVID-19による緊急事態宣言を受け、4学会の大会長が集まり「グローバルヘルス合同大会2020」実施に向けて、オンライン開催の可能性も含めて検討をしております。
5月上旬には最終判断を行いご案内させていただきます。ご海容のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
2020.3.4
サイトオープン